昨年以上に早く感じられた一年。明日から本番です。
よく「来年は実績を出せるようにリベンジしたい」と言う講師がいるのですが、
そんな生徒不在の言葉に意味はありません。
その言葉は、偽物です。だって、生徒の中学受験は一度きりなのですから。
生徒にとって中学受験は一度きり。チャンスは1回です。
我々がその生徒と「組んでチャレンジできる」のもたった1回。
だからこそ成功させたいし、何より勝たせたい。
生徒は講師の代理で受験に行くのではありません。
あくまで、自身の人生を切り開くためだけに行くのです。
続けるために「実績」というアピールが必要なことはわかりますが、
究極のところ勝って、満足してくれればそれでいい。
このチャレンジが、次のステップの糧となってくれればそれで充分です。
「はじめるのが遅かったり」「勉強が苦手だったり」「いつも脇役にまわってしまったり」
この10年引っ込み思案な生徒たちとずっと「有利とはいえない」戦いばかりを繰り返してきました。
今年も、楽じゃない。
でも、10対1でも負けない。逆転を起こす。勝つ。
そういう精神性を携えて受験に向かってくれれば嬉しいです。
いままでは学びの時間だったけど、ここからは学びであって学びじゃない。
勝負の時間。
明日から、本番です。