受験前日。
明日の早起きを想定して生徒がいつ来てもいいように、いまひとりUにいます。
ただいま、早朝4時すぎ。
昨夜の授業を終えてから、最終日にやることを整理しなおしています。
いくら技術的なことに自信はあっても、
やっぱり向き合っているのはモノではなく人なので
メンタルやモチベーションに改めて難しさを感じた一年でした。
あと、もう少しだけ時間が欲しい。もう少しだけ、早くUをみつけて欲しい。
それを言うと「もっと宣伝した方がいいですよ」と言われてしまうのですが。
昨年に比べると人数が少ないから楽なんてことは決してなく、
どうやったら本気になってもらえるのか。
世界と自分の立ち位置を知ってもらえるのか。
殴ったり怒鳴ったりして動かすのは経験上可能だしとても楽だけれど、
私が求めたいのは飢え。欲して、必要に迫られて、欲して。
学ぶということに、自分自身をつくりあげていくことに飢えた姿勢でした。
なぜなら手元を離れてからの年月の方が圧倒的に長く、
手に入れて欲しいのは6年後の栄冠だからです。
その飢えた力を駆使して欲しいのは、今後の人生すべてにおいてだからです。
偉人になって欲しいだとか、他人に誇れる何者かになって欲しいだとか、
そういうことではなく「自分へ誇れる」時間や機会にして欲しいのです。
あたり前のことだけれど、明日から戦うのは生徒自身で、
親も、我々も結局その戦場では何の役にも立たちません。
自分でなんとかしなくちゃいけない。
頼れるのは自分の力しかない。すべてを判断するしかない。
我々も本日、最後の力を振り絞ります。ともに戦い抜きましょう!!
やるぞ、3期生。